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心の言葉

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静岡県浜松市の寺院 永代供養 | 法雲寺

心の言葉

法雲寺住職が皆さんに伝えたい事、日常に感じた事について書き記して参ります。
毎月の更新を予定しておりますので、是非更新をお楽しみにお待ちください。

法雲寺住職 心の言葉

心の言葉-4月

平成30年4月8日
今日4月8日は降誕会、お釈迦さまの誕生をお祝いする日です。
お釈迦様生誕の地が花園であった為「花まつり」としてお祝いしています。

当寺でも花御堂という花で飾った小さなお堂(花御堂)を安置し、降誕会法要と御詠歌法詠により、お祝いを致しました。

花御堂「花御堂」

「花御堂」はお釈迦さま生誕の地ルンビニ園を、お釈迦様の像(誕生仏)はお生まれになってすぐ七歩あゆまれて「天上天下唯我独尊」と唱えられたそのお姿をあらわしています。
そして「天に九匹の龍が現れて甘露の雨を降り注いだ」という伝説に基づき、誕生仏に柄杓で甘茶を注いで拝みます。
御詠歌法詠をして下さった皆様や、今日、本堂にお参りされた皆様にも甘茶を注いで拝んで頂きました。

天上天下唯我独尊・・・天の上にも天の下にも私達は唯一無二の尊い存在・・・
自分自身をそんな風にとらえられる事ができるよう、一日一日を大切に生きていきたいものです。

法雲寺:心の言葉

お寺ことば

お彼岸とは?

お彼岸には「春彼岸」と「秋彼岸」があり、春と秋の年2回行われる、前後7日間に渡る修行の期間を指しています。 先祖を敬い、慈しみ、より充実した精神生活を送るために佛法を聞き、行い見つめなおし正す日でもあります。

賓主歴然とは?

茶道にて興味深い禅話として紹介されることのある「賓主歴然」(ひんじゅれきねん)という言葉。
こちらも元々は臨済宗妙心寺派の開祖である臨済義玄禅師の語録である「臨済録」の中で生まれたものです。
こちらで言う「賓」とは客人の事で、「主」とは主人・もてなす側だとされており、もてなす側ともてなされる側、その区別は歴然ではっきりとしています。
この様にお互いの関係がはっきりとしている以上、客人と主人の分別を守り接することも大事ですが、禅の修行に置いてはいついかなる時も立場が入れ替わる事も起こりうると考え、それを踏まえて自分の立場だけではなく、相手の立場に立ち接することで初めて理想的な賓主の関係が築くことが出来るという考え方です。

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