静岡県浜松市の寺院 永代供養 | 法雲寺

心の言葉

法雲寺住職が皆さんに伝えたい事、日常に感じた事について書き記して参ります。
毎月の更新を予定しておりますので、是非更新をお楽しみにお待ちください。

法雲寺住職 心の言葉

心の言葉-2月

平成30年02月02日
昨日から、寺に隣接している南側を法雲寺駐車場として利用できるようになりました。

駐車場「駐車場」

今までは街道南側にしか駐車場がなかったので、道路を横断し参道から境内に入っていただいていましたが、道路を横断する必要がなくなり、距離的にも安全面に於いてもよりお参りしやすくなったのではと思います。

車社会といわれる昨今、地方であればある程、どの施設にも駐車場が必要不可欠となっています。
当地区のお寺もまさにそんな状況です。
車は動く凶器ともいわれています。
そんなに広い道路ではありませんが、道路を横断するという事は、交通事故のリスクが増えるという事です。
そんな中、少しでもそのリスクが少なくなればと思い、今回、寺の南側駐車場オープンとなりました。

とはいえ、皆さん、普段から交通安全に心を配っていきましょう!

法雲寺:心の言葉

お寺ことば

お彼岸とは?

お彼岸には「春彼岸」と「秋彼岸」があり、春と秋の年2回行われる、前後7日間に渡る修行の期間を指しています。 先祖を敬い、慈しみ、より充実した精神生活を送るために佛法を聞き、行い見つめなおし正す日でもあります。

賓主歴然とは?

茶道にて興味深い禅話として紹介されることのある「賓主歴然」(ひんじゅれきねん)という言葉。
こちらも元々は臨済宗妙心寺派の開祖である臨済義玄禅師の語録である「臨済録」の中で生まれたものです。
こちらで言う「賓」とは客人の事で、「主」とは主人・もてなす側だとされており、もてなす側ともてなされる側、その区別は歴然ではっきりとしています。
この様にお互いの関係がはっきりとしている以上、客人と主人の分別を守り接することも大事ですが、禅の修行に置いてはいついかなる時も立場が入れ替わる事も起こりうると考え、それを踏まえて自分の立場だけではなく、相手の立場に立ち接することで初めて理想的な賓主の関係が築くことが出来るという考え方です。

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