静岡県浜松市の寺院 永代供養 | 法雲寺

心の言葉

法雲寺住職が皆さんに伝えたい事、日常に感じた事について書き記して参ります。
毎月の更新を予定しておりますので、是非更新をお楽しみにお待ちください。

法雲寺住職 心の言葉

心の言葉-10月

平成29年10月16日
15日から1泊2日で檀家さん達16名で本山団参へ行って参りました。

往路のバスの中では総代・渥美さんのハーモニカ伴奏による合唱大会が行われ、本山妙心寺では厳かな中での法要が執り行われました。

妙心寺団参「妙心寺団参」

二日目は京都市内の寺巡り
金閣寺「金閣寺」
銀閣寺「銀閣寺」
清水寺「清水寺」

建仁寺では、法雲寺の本寺、安寧寺から大正12年に移築された山門【三門―望闕楼(ぼうけつろう)】を見ることができました。

建仁寺望闕楼「建仁寺望闕楼」

二日ともあいにくの雨模様でしたが、とても充実した二日間でした。
参加者の皆様、有難うございました。

法雲寺:心の言葉

お寺ことば

お彼岸とは?

お彼岸には「春彼岸」と「秋彼岸」があり、春と秋の年2回行われる、前後7日間に渡る修行の期間を指しています。 先祖を敬い、慈しみ、より充実した精神生活を送るために佛法を聞き、行い見つめなおし正す日でもあります。

賓主歴然とは?

茶道にて興味深い禅話として紹介されることのある「賓主歴然」(ひんじゅれきねん)という言葉。
こちらも元々は臨済宗妙心寺派の開祖である臨済義玄禅師の語録である「臨済録」の中で生まれたものです。
こちらで言う「賓」とは客人の事で、「主」とは主人・もてなす側だとされており、もてなす側ともてなされる側、その区別は歴然ではっきりとしています。
この様にお互いの関係がはっきりとしている以上、客人と主人の分別を守り接することも大事ですが、禅の修行に置いてはいついかなる時も立場が入れ替わる事も起こりうると考え、それを踏まえて自分の立場だけではなく、相手の立場に立ち接することで初めて理想的な賓主の関係が築くことが出来るという考え方です。

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