静岡県浜松市の寺院 永代供養 | 法雲寺

心の言葉

法雲寺住職が皆さんに伝えたい事、日常に感じた事について書き記して参ります。
毎月の更新を予定しておりますので、是非更新をお楽しみにお待ちください。

法雲寺住職 心の言葉

心の言葉-8月

平成29年8月3日
あっという間に時は過ぎ「心の言葉」も久しぶりの更新となってしまいました。

ここ雄踏町はしばらく雨らしい雨は降っていません。
昨日は久しぶりに曇りの一日、気温がさほど上がらずほっとしたのですが・・・
今日はお昼位から太陽が照りつき、厳しい暑さが再燃してしまいました。

今月7日は当寺山門施餓鬼です。
午後4時からという事もあり厳しい西日が予想される為、数年前から本堂西側の窓に、ゴーヤで緑のカーテンを育てています。
今年は苗の植え付けが遅くなってしまった為、どうなるか心配です。
緑のカーテン「緑のカーテン」

あと数日しかありませんが、何とか強い西日を遮るまでになってほしいものです。

法雲寺:心の言葉

お寺ことば

お彼岸とは?

お彼岸には「春彼岸」と「秋彼岸」があり、春と秋の年2回行われる、前後7日間に渡る修行の期間を指しています。 先祖を敬い、慈しみ、より充実した精神生活を送るために佛法を聞き、行い見つめなおし正す日でもあります。

賓主歴然とは?

茶道にて興味深い禅話として紹介されることのある「賓主歴然」(ひんじゅれきねん)という言葉。
こちらも元々は臨済宗妙心寺派の開祖である臨済義玄禅師の語録である「臨済録」の中で生まれたものです。
こちらで言う「賓」とは客人の事で、「主」とは主人・もてなす側だとされており、もてなす側ともてなされる側、その区別は歴然ではっきりとしています。
この様にお互いの関係がはっきりとしている以上、客人と主人の分別を守り接することも大事ですが、禅の修行に置いてはいついかなる時も立場が入れ替わる事も起こりうると考え、それを踏まえて自分の立場だけではなく、相手の立場に立ち接することで初めて理想的な賓主の関係が築くことが出来るという考え方です。

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